DITA関連ツール
DITAを導入するには、目的、規模に合わせたCCMSや各種ツールが欠かせません。幅広くCCMSやツールの情報を理解していただくことを目的に、JDIGとして収集した情報をもとに、システムやツールをカテゴリーごとに簡単に紹介しています。
リストは常時更新していきます。現在は国内で日本語のサポートが受けられる製品を掲載していますが、DITAの導入は小規模、DIY(Do it yourself)的にオープンソースや無償ツールの組み合わせでも導入できます。
(2015年12月4日 第一版公開)
オーサリングツール
DITAコンテンツを作成するためのオーサリングツールです。以下のカテゴリーに分類されます。
- XML/SGMLエディターの流れを汲む製品
- SyncRO Soft oXygen XML Editor/Author
- PTC Arbortext Editor
- JustSystems XMetaL Author Enterprise
- DTPツールの流れを汲む製品
- Adobe Systems FrameMaker
- Leximation DITA-FMx (FrameMaker Addon)
- ビジネスツール(ワードプロセッサー)の流れを汲む製品
- Simply XML Content Mapper (MS Word Addon)
- ウェブコンテンツエディターの流れを汲む製品
- Stilo AuthorBridge (CKEditor)
- SDL Kowledge Center Content Editor (SDL Knowledge Center Suite製品の一部)
- ナレッジオンデマンド Smart DITA (Confluence製品の一部: TinyMCE)
出力ツール
DITAコンテンツを出力(パブリッシング)するツールです。オープンソース(無償)のDITA Open Toolkitのプラグイン(追加モジュール)としてしての製品とDITA Open Toolkitを使う必要の無い単独で使用できる製品があります。また製品によっては、パフォーマンス向上のためにDITA Open Toolkitを使用しない実装を選択肢としてもっている製品(SuiteHelp)も存在します。出力可能な媒体、および、出力可能な言語はそれぞれのツールによって異なります。
- DITA Open Toolkitの追加モジュール
- Antenna House AH Fomatter/XSL Fomatter (PDFおよび紙のみ)
- Suite Solutions SuiteHelp(WebHelp)
- SyncRO Soft XML WebHelp(WebHelp)
- Tengwar Systems DITA InPrint(MS Word)
- DITA Open Toolkit無しでパブリッシングできるツール
- Adobe Systems FrameMaker
- PTC Arbortext Styler
- Simply XML Content Mapper (MS Word Addon)
- WebWorks ePublisher/Automap
CCMS(コンポーネントコンテンツ管理システム)
CCMS(コンポーネント管理システム)は、CMS(コンテンツ管理システム)の一種でDITAコンテンツを管理するツールです。大量のコンテンツを効率よく管理するための機能が搭載されています。CMS/CCMSによっては、業務フロー管理機能も備えています。
*開発ロードマップ上今後サポートが停止されるものは掲載していません。
また、CCMS製品独自のスキーマでコンテンツを管理し、DITA形式ファイルのインポートおよびエクスポートのみをサポートしているCCMSはDITA互換CCMSではありませんので、同様に掲載しておりません。
掲載の基準としてはISO/IEC/IEEE 26531 コンテンツ管理国際基準の要件を概ね満たしているものを掲載しています。
- SDL Knowledge Center Content Manager
- 連携オーサリングツール
- JustStstems XMetaL Author Enterprise
- SyncRO Soft oXygen XML Author/Editor
- SDL Knowledge Center Content Editor
- PTC Service Information Management (Windchill)
- 連携オーサリングツール
- PTC Arbortext Editor
- Bluestream Database Software XDocs CCMS
- 連携オーサリングツール
- SyncRO Soft oXygen XML Author/Editor
- Adobe Systems FrameMaker (w/Leximation DITA-FMx)
- JustSystems XMetaL Author Enterprise
- Microsoft MS Word (w/Simply XML Content Mapper)
- TransPerfect/Vasont Systems Vasont CCMS
- 連携オーサリングツール
- Adobe Systems FrameMaker
- SyncRo Soft oXygen XML Author/Editor
- PTC Arbortext Editor
- JustSystems XMetaL Author Enterprise
- Intuillion DITAToo
- 連携オーサリングツール
- Adobe Systems FrameMaker
- Componize Software Componize
- 連携オーサリングツール
- SyncRO Soft oXygen XML Author/Editor
- Microsoft MS Word (w/Simply XML Content Mapper)
- Ixiasoft DITA CMS
- 連携オーサリングツール
- SyncRo Soft oXygen XML Author/Editor Eclipse
- JustSystems XMetaL XMAX
編集支援ツール
編集をサポートするツールです。
Acrolinx Content Optimization Platform (開発元 Acrolinx)
コンテンツの用語統一や表現の揺れをチェックするツールです。日英に対応しています。ここで紹介しているオーサリングツールの全てに対応しています。
DITA Compare (開発元 DeltaXML)
2つのDITA文書の差分を実行するツールです。日本語の文章の差分も取ることができます。XML差分の標準化を推進しています。
MathFlow(開発元 Design Science)
DITA 1.3から正式に実装されたMathML編集および作成のためのGUI(グラフィカルユーザーインターフエース)アドオン製品です。ここで紹介しているオーサリングツールの全てに対応しています。FrameMakerでは製品出荷時から組み込まれ、ライセンスのみ購入すれば利用できます。
参考資料
DITA1.2 仕様書
PDF版を手元に置いておくと、利用するタグの意味など調べる時に便利です。近日中にDITA 1.3が正式リリースされます*1。またツールベンダー各社もパブリッシング製品デモとしてDITA 1.3仕様書をウェブ上で公開しています。
OASIS http://docs.oasis-open.org/dita/v1.2/os/spec/DITA1.2-spec.html
*1 12/18 OASISにて承認されました。
Please include Fluenta DITA Translation Manager in your listings.
Thanks you in advance.
Rodolfo M. Raya
Thank you. Rodolfo-san,
We’ll update once it’s approved by members. We’ll update the current, including adding DITA specific translation tools such as Fluenta!
-JDIG